築17年の木造戸建住宅の改修です。もともとの間取りは居間と和室とキッチンがそれぞれ独立していたため、体感的に広さが感じられない間取りでした。そこで、玄関と廊下によって分断されていた、居間と和室を一体化し、その一角をオープンキッチンとして、広々とした空間で生活ができるようにしました。建物の長手方向に視界を開いたことで、物理的な広さよりも、さらに広々と空間を感じられるようになりました。
風の流れを考慮しつつプランニングしたことで、快適な風が屋内を通り抜けることがきるようになりました。ダイニングから出られる庭はオーニングをつけたデッキテラスを設け、コブシの木の木陰で食事などが楽しめるスペースになっています。
□用途 戸建住宅
□所在 埼玉県
□階数 地上2階
□面積 ----
□竣工 2011年7月
□プロデュース 家・夢工房